「自分でできることは自分でする」

大人になった時に自分の力で生活していけるように、できる限り自分のことは自分でする習慣を身につけます。

「困った時は自分から助けを求める」

一人では難しいことも、誰かに手を貸してもらえばできるようになります。それを自分から伝える力をつけます。

「自分と違う人を認める」 

お友達との物理的・精神的距離や相手の気持ちがわかりにくい子もいます。

相手と自分は違う人、自分の気持ちを押し付けない、みんな違う考えを持っているから面白いということを遊びやレクリエーションの中で伝えています。

まきひらでは、子ども達一人ひとりの「今」と向き合います。

そして大人になった時、社会の中で自立して生活していけるようにと考えながら療育を行っています。

〇生活習慣

　まずは挨拶。相手の顔を見て挨拶をするように声をかけています。

　荷物の整理整頓・手洗いうがい。

　発達状況に合わせて着替えやトイレの練習も行っています。

〇学習活動

　宿題やプリントなどの学習の他に個別の課題に合わせて、消しゴム、はさみ、定規、コンパスなど、道具の使い方の練習、パソコン、タブレットでの学習、scratchを使用したプログラミング学習を行っています。

　課題をこなすだけでなく、学習時の姿勢やえんぴつの持ち方、質問のしかた、困った時のSOS発信の練習も行っています。

〇創作活動

　折り紙、アイロンビーズ、粘土など手先を使った活動、季節の工作などテーマに沿っての創作、工作箱から材料（空き箱、トイレットペーパーの芯などの廃材）を探し出しての自由工作など、作る楽しさと達成感を味わえる活動を目指しています。

〇自由遊び

　それぞれ自由に過ごす時間です。

　友だちとごっこ遊びをしたり、おもちゃ遊びをしたり、自分の世界に入って黙々とお絵かきをしたり、みんなで一冊の図鑑を見ながらアレコレ話したり、好きなことを思いっきり楽しんでリフレッシュしています。

〇集団活動

　遊びを通した活動の中で一斉指示の理解、コミュニケーション、ルールを守る、並ぶ、待つ、協力する、譲る、断るなど、社会生活で必要となってくるスキルや、体幹トレーニング、感覚統合運動を取り入れつつ、みんなと一緒に活動する楽しさを大切にしています。

　子ども同士で相談して活動内容やルールを決めて活動を行うこともあります。

　また、勝ち負けのあるゲームでは気持ちのコントロールや切り替えを行います。

☆これまでの集団活動（室内レク）

すごろく大会・ボーリング大会・卓球大会・ボール運び競争・お尻歩き選手権・コミュニケーションゲーム・まきひら式ドッヂボール・風船バレー・しっぽとり・二人三脚・リレー・サーキット（平均台、ラダー、ミニハードル、フラフープくぐり、トランポリンなど複数の動きを取り入れた運動）・新聞雪合戦・豆まき・カルタ大会・最後まで聞くカードゲーム大会・トランプ大会・旗揚げゲーム・だるまさんがころんだ・ありがとう、どうぞゲーム・宝探しゲーム・平均台じゃんけん・釣り堀屋さん・まきひら祭り・クッキング（昼食、おやつ）・流しそうめんなど

☆これまでの集団活動（室外レク）

遠足・図書館・科学館・博物館・工場見学・防災センター見学・動物園・植物園・水遊び・ドリーム２１・大阪城・東大阪市役所展望台・カップヌードル作り・ミスドミュージアム・電車、バスでのおでかけ・公衆電話の使い方練習・お散歩ビンゴ・町探検・お買い物練習・おつかい練習・外食など